最初に募集要項の指定様式・字数・相談手順を確認し、題目・背景・問い・先行研究・資料と方法・構成・予定をつなげます。完成した結論より、何をどう調べる計画かを具体的に示しましょう。
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研究計画書・学位論文・認定申請を分ける
研究計画書は、出願時に研究の問いと進め方を説明する書類です。学位論文は研究の成果であり、研究認定申請は科目免除のための別の手続です。入試への合格や教員との相談を、修了後の認定の保証として扱わないでください。
『税理士資格を取得したい』は志望動機として整理し、研究計画では、どの問題を何の資料で検討するのかへ進めます。書く前に、募集要項の提出書類、指定様式、字数、期限、研究分野、教員相談の可否を確認します。学校の名前だけで希望分野の指導があると判断しません。
7項目の骨子で、問いと方法をつなげる
下書きは①仮題、②背景と問題意識、③問いと目的、④先行研究、⑤資料と方法、⑥章立てと限界、⑦研究予定の順に作れます。これは編集上の整理であり、募集要項に別の項目が指定されていれば、その様式に合わせて組み替えます。
背景では原資料で確かめた事実を、先行研究では著者・年・頁と主張を示します。問いは対象と場面を限定し、方法には資料の選定と比較の観点を書きます。『文献を調べる』だけで終えず、何を比べ、どこまで説明し、何を扱わないかをつなげてください。
- 仮題:対象と論点が読み取れるか。
- 問い:一文で何を明らかにするか説明できるか。
- 資料・方法:資料を実際に入手でき、問いに答えられるか。
- 予定:勤務・繁忙期・指導と発表の時間を含められるか。
| 下書きの状態 | 修正の方向 | 確認すること |
|---|---|---|
| 税理士になりたい | 具体的な研究の問いを置く | 動機と問いのつながり |
| 文献を幅広く調べる | 資料と比較項目を限定する | 入手先・対象期間・範囲 |
| この結論を証明する | 反対の説明も検討する | 方法と資料で何が言えるか |
税理士になりたい
文献を幅広く調べる
この結論を証明する
FINOWA編集部の整理。指定書式、指導可否、個別の税務判断や認定結果を示す表ではありません。
役員給与を入口にした骨子の作成例
例えば『役員給与の過大性判断における比較要素の検討』を仮題とし、『同種法人との比較と個別事情の扱いをどう整理できるか』を問いに置きます。関係法令・通達・公開事例を確認し、事実関係と判断要素を同じ観点で比較する方法を仮置きします。
この例は判決や税務処理の結論を提示していません。最初に制度趣旨と規定を確認し、先行研究、事例選定、共通点と相違、説明の限界という構成を相談します。入手できる事例が少なければ問いを狭めます。会計学研究の場合は対象基準や公開開示等に合う方法を検討し、税法の型をそのまま当てはめません。
7項目と作成例はFINOWA編集部の下書き用の型です。大学院共通の指定様式や合格基準ではありません。字数、参考文献、事前相談、AI利用は候補校の最新の指示を優先します。
社会人の研究時間と資料の限界を書く
研究予定は、仕事が落ち着く希望だけで置かず、通常週と繁忙週に確保できる時間を分けて考えます。資料収集、先行研究の整理、相談、執筆、修正の各工程を並べ、通学・ゼミ・研究発表に対応できるかを確認してください。
職場の経験を問題意識にする場合も、顧客情報や非公開データを自由に使えるとは限りません。利用許可や研究倫理の相談が必要なら、入手の見通しを先に確認します。公開資料から企業内部の事情を断定せず、分からない部分を限界として書くほうが、実行できる計画に近づきます。
提出前の確認を、面接の説明につなげる
題目と問いが一致するか、資料が実在し読んだ内容を説明できるか、引用と自分の意見が分かれているか、方法と予定が現実的かを点検します。AIを補助に使った場合も、大学院の利用・申告ルールを確認し、文献名・頁・制度説明を原資料に照合します。
面接では、なぜこの問いか、先行研究との関係は何か、資料はどこで入手するか、どんな方法で検討するかを自分の言葉で説明します。未確認の点は調査課題として示し、資格取得の動機と研究の問いを分けて話してください。相談可能な場合は、完成文の添削だけでなく範囲と方法の適切さを聞きます。
一次情報と編集方針
免除制度の説明は以下の公式情報を参照しています。テーマ候補、書き方、質問と比較表はFINOWA編集部の準備例です。大学院共通の指定様式や合格基準、学校別の受入確認済み情報ではありません。
- 国税庁「修士の学位等による試験科目免除」Q&A(問2・5・6・12・15〜17)(確認日 2026-10-08)
研究テーマを選んだ後の制度・改正・判例は各原資料で、学校別の様式・指導・締切・通学・AI利用条件は各大学院の最新公式資料で確認してください。
確認できた条件から、次の準備を選ぶ
問いと方法がつながり、資料を確認でき、勤務を含む時間の見通しがあれば指定様式へ仕上げます。資料不足や指導の不明点がある場合は、相談手順を確認し、範囲と方法から直しましょう。
大学院 研究計画書テンプレート
問い、先行研究との差、資料・方法、研究の限界、教員相談で直す点を記入できます。
PDFをダウンロード編集・一次情報確認 2026-10-08。出願・研究指導・履修の条件は候補校の最新公式案内で確認してください。編集方針