学びとお金で、選べる未来をつくる。

COMPARE — BROKERAGE

NISA口座・証券会社6社を比較

主要6社を、NISAで使える商品と取引コストを中心に同じ基準で比較します。ランキングではなく、先に必要条件で絞り、ポイントやキャンペーンは最後に見ます。

公開 2026.09.18 | 更新 2026.10.04 | FINOWA編集部

窓辺のデスクに広げたノートと資料
先に結論

証券会社は「最も得な会社」を探すのではなく、自分が使う商品と機能に必要な条件で絞ります。

  • 最初にNISAを使う資金と、買いたい商品・投資方法を決める。
  • 取扱商品・実際に発生するコスト・積立設定・UIを先に比較する。
  • 入出金・サポートを確認し、ポイントやキャンペーンは最後の副次条件にする。
  • 広告報酬やキャンペーン額だけで順位付けしない。

証券会社比較の前に決めること

先に金融機関を選ぶと、その会社で買える商品やポイント制度に判断が引っ張られます。FINOWAでは、まず資金用途と制度を決め、その後に金融機関を比較します。

1

投資に回してよい資金か確認

生活防衛資金・近い支出・高金利負債と分けます。まだ整理していなければお金の優先順位診断から確認します。

2

NISAとiDeCoの役割を決める

途中で使う可能性がある資金か、老後まで固定できる資金かで制度を分けます。詳しくはNISAとiDeCoの優先順位で整理します。

3

NISAで何を買うかを決める

投資信託中心か、国内株・外国株・ETFも使うかで必要な金融機関の条件が変わります。

4

最後に証券会社・金融機関を比較

自分が実際に使う商品と機能に必要な条件だけを比較します。

NISA口座の制度上の前提

2026年時点のNISAでは、つみたて投資枠と成長投資枠を別々の金融機関で利用することはできず、同じ金融機関のNISA口座で利用します。一方、NISA口座を利用する金融機関は年単位で変更できます。

つまり、金融機関は「絶対に一生変えられない」わけではありません。 ただし変更手続きが必要で、既に保有している商品が新しい金融機関へ自動的に移るわけではないため、最初から長く使いやすい条件で選ぶ方が管理はシンプルです。

制度そのものの年間投資枠・総枠・売却後の再利用ルールはNISA制度ガイドで確認できます。このページでは金融機関側の比較に絞ります。

証券会社・金融機関の比較基準

比較項目は多く見えますが、優先度を付けると整理しやすくなります。

優先度比較項目確認すること
高取扱商品自分が買う投資信託・国内株・外国株・ETF等を取り扱っているか
高実質コスト自分が使う取引の売買手数料、為替コスト、入出金等を確認
高積立機能積立頻度、設定変更、停止、決済方法などを継続しやすいか
中管理画面・アプリ残高・損益・注文・積立状況を日常的に確認しやすいか
中入出金・サポート銀行連携、入出金方法、問い合わせ手段が自分に合うか
低〜中ポイント・付帯特典基本条件が同程度の候補同士を比較する最後の差として使う
低期間限定キャンペーン長期利用条件を変えない範囲で確認する

投資信託中心なら

対象ファンド、積立設定、決済方法、保有・積立時の付帯条件、アプリの管理性を重点確認。

個別株も使うなら

国内外株式の取扱範囲、売買・為替コスト、注文機能、企業情報の見やすさも確認。

長期積立だけなら

高度なトレード機能より、積立変更のしやすさと管理画面の分かりやすさを優先。

複数サービスを使うなら

銀行・カード等の連携は便利ですが、連携サービス全体を維持するコストも合わせて確認。

主要6社を同じ基準で比較

2026年10月4日時点で、各社公式サイトから確認できたNISAの主要商品・取引手数料を並べています。商品本数やキャンペーン還元率など変動が大きい数字は、継続更新が必要なため初版の主比較から外しています。

金融機関国内株米国株・外国株投信積立NISA国内株
取引手数料
NISA米国株
取引手数料
公式情報で確認した特徴
SBI証券○○米国株・海外ETF等○0円0円NISAでは投資信託・国内株式・外国株式の取引手数料0円を案内。米ドル/円リアルタイム為替手数料0円のサービスもある。SBI証券公式 →
楽天証券○○米国株・海外ETF等○0円0円NISAの国内株式・米国株式・海外ETF・投資信託の売買手数料を無料化。単元未満株等はスプレッドなど別コストに注意。楽天証券公式 →
マネックス証券○○米国株・中国株等○0円0円NISAの日本株・米国株・中国株・投資信託の取引手数料を無料化。外国株では現地費用等を別途確認。マネックス証券公式 →
松井証券○○米国株○0円インターネット取引0円NISAの日本株・米国株・投資信託の売買手数料を無料化。米国株の円貨取引では為替手数料が生じる場合がある。松井証券公式 →
三菱UFJ eスマート証券○○米国株○0円0円NISAの現物株式・プチ株・米国株式・投資信託の取引手数料0円。米国株の円貨決済では為替スプレッド20銭/米ドル。三菱UFJ eスマート証券公式 →
野村證券○○所定の外国上場株式等○所定手数料所定手数料成長投資枠で国内株式・外国株式・投資信託等を取扱い。株式等の取引には所定手数料がかかり、つみたて投資枠対象投信の購入時手数料は無料。野村證券公式 →

「0円」は各社がNISA口座について案内する売買・取引手数料を記載しています。為替スプレッド、現地費用、信託報酬、信託財産留保額、単元未満株のスプレッド、電話注文等の別費用は含みません。商品ごとの対象可否も変わるため、実際の注文前に各社公式画面で確認してください。

この表だけでは優劣は決まりません。 投資信託だけを積み立てる場合と、国内個別株・米国株まで使う場合では必要な機能が異なります。手数料0円が並ぶネット証券間では、次に取扱商品・積立決済・為替コスト・UI・サポートを比較します。

積立・1株投資・為替・サポートまで比較

売買手数料だけではネット証券同士の差が見えにくいため、日常的に使う機能を第2層として比較します。投資信託の取扱本数やポイント還元率は変動が大きいため、固定的なランキングにはせず、利用可否と恒常的な条件を優先します。

金融機関クレカ積立単元未満株米ドル/円の主なコスト操作・サポート
SBI証券対応NISAでも利用可。月10万円上限。S株1株から。NISA成長投資枠で利用可。リアルタイム両替0円適用条件・取引方法は公式確認。AIチャット24時間、有人チャット・電話サポートあり。
楽天証券楽天カード対応100円〜10万円/月。楽天ペイ残高5万円/月と併用し、キャッシュレス積立は最大15万円/月。かぶミニ1株から。NISA対応。取引方式によりスプレッドあり。リアルタイム為替0銭米ドル/円。取引方式による条件差を確認。アプリ、AI/有人チャット、電話サポートあり。
マネックス証券複数カード対応dカード・JCB・マネックスカード等。利用条件はカードごとに確認。ワン株1株から。NISAでは売買手数料0円。円→米ドル0銭 / 米ドル→円25銭2026年10月以降も円→米ドル0銭を継続。チャットボット・有人チャット・電話窓口あり。
松井証券JCB対応100円〜10万円/月。NISA対象。保有分の売却のみ単元未満株の新規買付は不可。ドル⇔円の両替0円円貨決済の米国株取引は25銭/ドル。日本株・米国株・投信など専用アプリ。AI/有人チャット、電話あり。
三菱UFJ eスマート証券三菱UFJカード / au PAYカード対応両サービスは併用不可。NISAでも利用可。プチ株1株単位。NISA利用可。20銭/ドルNISA米国株は円貨決済のみ。アプリ、電話・有人チャット等を提供。
野村證券銀行口座等から引落し投信積立は銀行・金融機関口座、野村信託銀行普通預金・MRF等からの引落しを案内。まめ株1株から。NISA成長投資枠対応。オンラインは1.1%、最低550円。原則±0.50円/ドル10万米ドル未満の適用為替スプレッド。Web・電話に加えて店舗相談チャネルあり。

投資信託の「取扱本数」は各社で集計日・対象範囲が異なり、変動も大きいため、この表では順位付けに使いません。実際に購入したいファンドがNISA対象かを確認する方が重要です。クレカ積立のポイント率、カード条件、為替条件も変更されるため、申込・取引前に各社公式情報を再確認してください。

比較で差が出やすいのは、手数料0円の先です。 投信積立中心なら決済方法、1株投資も使うなら単元未満株、米国株を使うなら為替コスト、相談重視ならサポート体制を確認します。

使い方別に候補を残す

ここでは「1位」を決めません。上の比較表から、使わない機能・合わない条件の金融機関を外し、次に詳しく確認する候補だけを残します。

自分の条件で絞りたい場合: NISA証券会社絞り込み診断なら、5問で主要6社から次に比較する候補を整理できます。

投信積立を中心に使う

クレカ積立を使うなら、まず普段使っているカードで候補を分ける方が合理的です。

SBI証券楽天証券マネックス証券松井証券三菱UFJ eスマート証券

三井住友カード系 → SBI、楽天カード/楽天ペイ → 楽天、d/JCB/マネックスカード → マネックス、JCB → 松井、三菱UFJカード/au PAYカード → 三菱UFJ eスマート、という順に絞り込みます。還元率だけでなく、カード自体を維持する条件も確認します。

日本株を1株ずつ買いたい

新規に単元未満株を買えるかで、最初に候補を絞れます。

SBI証券楽天証券マネックス証券三菱UFJ eスマート証券

S株・かぶミニ・ワン株・プチ株がオンライン中心の候補です。松井証券は単元未満株の新規買付ができないため、この用途では外れます。野村證券のまめ株は1株取引ができますが、所定手数料と対面サポートの価値をセットで比較します。

米国株を中心に使う

NISA売買手数料だけでなく、円からドルへ替える方法と為替コストを先に確認します。

SBI証券楽天証券マネックス証券松井証券

SBIと楽天はリアルタイム為替0銭、マネックスは円→米ドル0銭、松井はドル⇔円の両替0円を確認済みです。三菱UFJ eスマートはNISA米国株が円貨決済のみ・20銭/ドル、野村は原則±0.50円/ドルのため、米国株中心なら為替条件の差を先に確認します。

対面で相談しながら使いたい

今回の6社では、店舗相談を比較軸に入れると候補が明確に変わります。

野村證券

野村證券はWeb・電話に加えて店舗相談チャネルがあります。ネット証券5社はチャット・電話等が中心です。売買コストだけで比較せず、相談機能にどこまで価値を置くかで判断します。

候補数がタイプごとに違うのは意図的です。 条件だけで4社残るケースを無理に2社へ減らすと、ポイント経済圏や注文方法など本人の条件を無視することになります。まず除外条件で絞り、その後に自分が実際に使う機能だけで比較します。

比較するときの実務的な順番

  1. 買う商品を決める。 まず投資信託だけか、個別株等も使うかを決めます。
  2. 候補から取扱不可の金融機関を外す。 必要な商品がなければ他の条件が良くても候補から外れます。
  3. 自分が実際に負担するコストを比べる。 一般論ではなく、自分が使う商品の売買・為替・入出金条件を見ます。
  4. 積立・アプリ・サポートを確認する。 長く使う際の操作負荷を比べます。
  5. 最後にポイント・キャンペーンを見る。 条件が近い候補を絞る補助材料として使います。

比較データと提携サービス

2026年10月4日時点で、6社の主要商品・NISA取引手数料に加え、クレカ積立、単元未満株、米ドル円コスト、操作・サポートまで各社公式情報で確認しました。今後は条件変更が頻繁なポイント還元率・キャンペーン・為替条件を重点更新します。

提携サービスの有無と、金融機関の比較評価は別管理です。 提携がない金融機関も比較対象になり得ます。広告契約の有無や報酬額だけで掲載順位・評価を決めません。

提携サービス

提携・掲載条件を確認済みのサービスのみ、以下の広告枠に表示します。

広告掲載方針を見る →

一次情報

次に考えること

金融機関を選ぶ前提がまだ決まっていなければ、口座開設より前の工程へ戻ります。

執筆・編集: FINOWA編集部
比較データ確認日: 2026-10-04
NISA制度は金融庁、金融機関別データは各社公式情報を確認。提携有無と比較評価は分離して扱います。手数料・サービス条件は変更されるため、取引前に各社公式情報を再確認してください。